ロボット開発

東京大学発のベンチャー企業として、研究成果である「建築用３Dプリンティング技術」を基に「新たなデザイン文化の創出」に向けた取組を推進しています。

また、企業様との共同プロジェクトを通じて新たな建築空間の創出に取り組んでおります。

Design

Robotics

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Statement

コンピュータが生み出す「現象的建築」

人間は、形や空間的情報を言葉や絵を通じて伝える。そのため、私たちは自分の伝えたいイメージの一部しか相手に伝えることができない。これは非常に解像度が低い情報と言える。したがって、人間は直線や円などの形を抽象化し、情報の解像度を意図的に低くすることで、正確に情報を伝え、形態情報を他者と共有し、効率的に物を作り出してきた。

一方でコンピューターは複雑な曲線も正確に入出力可能である。きわめて解像度が高い情報を扱うことができる。コンピュータによりデザインを生成し、コンピュータと接続されたファブリケーション制御機器により製造するならば、複雑な曲線も直線と同様に合理的に生成ことが可能である。

今後、人間を介さずコンピュータだけで空間を作ることが出来る世界では、建築は曲面的となり、今まで以上に多様な空間が造られていくだろう。